トルコではどのような言葉が使われているのだろう、と気になっている人もいると思います。
トルコは日本と友好関係を保っている国の一つで、旅行に訪れる人も多いと思います。
ここでは、そんなトルコの言葉について解説します。
日本語との類似点や、知っておきたい基礎フレーズ5選もお伝えします。
目次
トルコの言葉「トルコ語」とは
トルコの公用語はトルコ語です。
しかしトルコ語以外の言葉を話す人たちもいます。
大都市圏ではギリシャ語やアルメニア語、シリアとの国境付近ではアラビア語、東部や南東部ではクルド語を話す人が少なくありません。
トルコ語は日本語と似ている点があります。
その一つが、文法。
トルコ語と日本語は語順が似ており、主語→目的語→動詞となります。
このような共通点があることから、日本人にとってトルコ語はほかのヨーロッパ言語より比較的学びやすいといわれています。
ただし細部は異なる点も多いので、しっかり勉強しましょう。
知っておきたいトルコ語のフレーズ5選
トルコでよく使われる5つのフレーズを紹介します。
便宜的にカタカナ表記を用いてトルコ語の音を説明します。ただし、カタカナはあくまでも、トルコ語の音を日本語の音に近似したものに過ぎないということを決して忘れないようにしてください。
正確な発音を身に付けることができるように、音声合成エンジン「音読さん」を使って作成した各フレーズの音声を聴けるようにしてあります。参考にしてみてください。
Merhaba(メルハバ):こんにちは
Merhaba(メルハバ)はトルコ語で「こんにちは」を意味します。
「こんにちは」以外の主なあいさつのフレーズとして、以下があります。
◆トルコ語の主なあいさつのフレーズ◆
Günaydın(ギュナイドゥン)……おはようございます
İyi akşamlar(イイ アクシャムラル)……こんばんは
Görüşürüz(ギョリュシュリュズ)……さようなら
Selam (セラム)……こんにちは(Merhabaよりカジュアルな印象)
Nasılsın? (ナスルスン?):元気ですか?
Nasılsın? (ナスルスン?)は「元気ですか?」を意味するフレーズ。
Merhaba! Nasılsın? Ben iyiyim! (メルハバ! ナスルスン? バン イイイム!)で、
「こんにちは! 元気? 私は元気にしているよ!」という意味になります。
Naber? (ナベル?):最近どう?
Nasılsın? (ナスルスン?)のあと「最近どう?」とつ付け加えたいときは、Naber? (ナベル?)と聞きます。
Naber? (ナベル?)よりもう少し深く「最近面白いことあった?」といった感じで聞きたいときは、Ne var ne yok? (ネ ヴァル ネ ヨク?)を使用します。
Teşekkür ederim (テシェッキュル エデリム):ありがとう
トルコ語で感謝の意を伝えたいときは「Teşekkür ederim (テシェッキュル エデリム)」を使いましょう。
「Teşekkür ederim (テシェッキュル エデリム)」と言われたときは、「Bir şey değil (ビル シェイ デイル)」と返すと「どういたしまして」という意味になります。
Özür dilerim (オズル ディレリム):ごめんなさい
何か悪いことをしてしまったときは、「Özür dilerim (オズル ディレリム)」と言って許しを請いましょう。
「大丈夫です」と許すときは「Rica ederim (リジャア エデリム)」を使います。
トルコ語を覚えて、トルコの人たちとの交流を深めよう!
トルコ語について新しい発見がありましたか?
トルコ語は日本語と文法が似ていて、比較的学びやすい言語といわれています。
なお、簡単なフレーズを覚えるだけでなく本格的にトルコ語を学習してみたいという方には、「ニューエクスプレスプラス トルコ語」がお勧めです。
トルコ語を学習する上で欠かせない母音調和という概念を軸に、基本的な文法事項が丁寧に解説されています。
また、ネイティブのトルコ人によって吹き込まれた会話文や練習問題の音声は録音の質が高く、トルコ語の「耳作り」に最適です。