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英語の日本人なまりとは? 練習で発音をネイティブに近づけることはできる?

日本人の生徒に英語を教えるネイティブの先生

「英語学習を始めたばかりだけど、自分の発音がネイティブに通じているか不安……」と感じている人も少なくないのではないでしょうか?

確かに、日本語と英語では音の仕組みが大きく異なるため、日本人が英語を発音するときには、どうしても独特のクセが出てしまいがちです。

身も蓋もないことを言うようですが、外国語を発音する際に母国語のなまりが出ることは、ある意味とても自然なことです。

誰にとっても母国語は幼少時から親しんできた「最も長い付き合いの言語」であり、その人のアイデンティティーそのものです。

ですから日本人に限らず、ドイツ人がドイツ人なまりの英語を話すことも、ロシア人がロシア人なまりの英語を話すことも、当然と言えば当然で、それ自体は恥ずかしいことではありません。

東京暮らしが長い関西人でNHKのアナウンサーのように標準語(東京方言)を話せる人でさえ、何かの拍子に独特のイントネーションが顔を出して出身地(この場合は関西地方)がバレることがあります。

それだけ自分自身のアイデンティティーと強固に結びついた言語(あるいは方言)は、その人の生き様の一部になっているので、これを排除しようとすることは現実的ではありません。

その一方で、外国語(例えば英語)を学ぶ場合、正しい方法にしたがってできるだけ「なまりのない状態」を目指して努力すれば、その言語を話す人の心理をダイレクトに感じることができます。

そういう意味では、たとえ時間はかかってもネイティブの発音を真似る練習をすることは、大きな実りをもたらします。

その場合に重要なのは「発音を矯正する」という考え方ではなく、ピアノの音色とヴァイオリンの音色が異なるように、「日本語の音のイメージ」と「英語の音のイメージ」を頭の中で区別して両立させることです。

頭の中に「日本語の音のイメージ」しかない状態で、対象となる外国語の母音や子音の数を把握したり、発音記号を学んだりしても、「労多くして功少なし」です。

また、英語の発音と言っても、例えば🇺🇸アメリカ英語なのか🇬🇧イギリス英語なのか🇦🇺オーストラリア英語なのか🇵🇭フィリピン英語なのかによって天と地ほどの差があるばかりでなく、同じ英語圏の国のネイティブスピーカーであっても、出身地や年齢、性別、育った環境などによって、話し方の癖(イントネーションなど)が微妙に異なるので、自分がどのネイティブスピーカーの話し方をお手本にしたいのか、しっかりとしたイメージを持っておくことがとても大切です

日本人の英語発音の特徴

まずは、日本人の英語発音の特徴について、詳しく見ていきましょう。そもそも日本語と英語では、優先的に使われる倍音の周波数帯(パスバンド)、ひいては身体の使い方が大きく異なります。そのため、日本語を話すときと同じ感覚で英語を発音しようとすると、どうしても不自然に聞こえてしまいます。

各脊椎は大きさや形が異なり、音が伝わるとクリスタルのように異なる音色を響かせます。話す言語によって響く位置が変わります。

参考文献: 「トマティス流最強の外国語学習法」村瀬邦子著(日本実業出版社)

逆に言えば、英語を話すときの「感覚」を体得してしまえば、時と共にネイティブの発音に近づいていきます。

「感覚を体得する」上で最も重要なのは「知恵を使わないこと=馬鹿になること」です。

言い換えれば、母音や子音の数や種類や発音記号、リンキング(音の繋がり)の法則などを勉強して覚えるのではなく、まずは体全体の筋肉を緩めて、英語の音の波にどっぷりと浸ることです。

そのためには日頃からよく体を動かして身体意識を高めることが大切です。

また、これは必須ではありませんが、英語の音のイメージを体得するのに、副交感神経が優位な夜間の時間帯を狙うのも有効です

そして日本語と英語のパスバンドを自由自在に切り替えることができるようになるために最も効果的なのは、これらの言語が交互に流れる音声を聴くことです。

このように「スイッチを切り替えるコツ」を脳に覚え込ませてやれば、外国語(例えば英語)の音を日本語の音の世界から眺める癖を取り除くことができます

また、このサイトにおいて一貫して「聴く」という表現を使用しているのは、主体的な意志をもって傾聴することでしか、新しい言語の神経回路を脳に構築することはできないからです。

何百時間「聞き流した」ところで、ほぼ例外なく徒労に終わります。効果の望めない行為を延々と続けるのは、誰でも嫌ですよね?

日本語と英語の音韻体系の違い

英語の母音も子音も、日本語に比べるととても多いので区別するのが大変に思われるかもしれませんが、そもそも英語の「r」の音も「th」の音も「v」の音も、それ自体が単独で存在するのではなく、自然な発話の流れの一部として登場します。

ですから全体(音の全体像)を見ずして部分(「r」、「th」、「v」などの音素)に着目しても、延々と時間が過ぎるだけで、大した進歩は望めません。

例えば上記の音を含む次の英文を4人のネイティブスピーカー(🇺🇸アメリカ人の男女、🇬🇧イギリス人の男女)に読み上げてもらいましょう。

Do You Speak English? と聞かれてYesと答えるイメージ図

Rachel thought thvase was beautiful.

【日本語訳】

レイチェルはその花瓶を美しいと思った。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

©ondoku3.com

🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

©ondoku3.com

The river flows very swiftly.

【日本語訳】

その川の流れはとても速い。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

©ondoku3.com

🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

©ondoku3.com

Victor really enjoys the theater.

【日本語訳】

ヴィクターは本当に演劇が好きだ。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

©ondoku3.com

🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

©ondoku3.com

Thraven visited the garden.

【日本語訳】

カラスが庭にやってきた。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

©ondoku3.com

🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

©ondoku3.com

目を閉じて静かに深呼吸をしながら、できればヘッドホンを使って聴いてみてください。それぞれのナレーターの声色、息づかい、旋律(メロディー)、拍子(リズム)、休止(ポーズ)に注意を払ってください。

いかがですか?

このように深く聴くことを習慣化すると、ネイティブのナレーターの身体における息(呼気や吸気)の流れが「見える」ようになってきます。

その息に乗るような形で「r」、「th」、「v」などの音素がはっきりと聞こえるようになります。また、その息に押されて、舌は然るべき位置につき、口は然るべき開き方になります。

言葉で書くと難しく感じるかもしれませんが、これは幼児の言語に対するアプローチです。

まずは難しいことは考えず、「音に耳を澄ませて、メロディーに乗せて声真似してみる」。たったこれだけのことです。

時間はかかるかもしれませんが、このプロセスを丁寧に行うのと行わないのとでは、効果に雲泥の差が出ます。

『体感語学の中村屋』では、全てのレッスンにおいて、厳選したネイティブの音声に特殊な加工を施したものを使用することにより、ネイティブの発音に近づくための大前提である「深く聴くこと」にかかる時間を大幅に短縮することができます。

区別するのが苦手な音を区別するには

「r」と「l」

例えば日本人は「r」と「l」の区別が苦手だと昔から言われていますが、舌の使い方を覚えたところで、「知識として知っている」だけで、「音の違い」を感じることはできません。

なぜなら、適切な量の息が適切なタイミングで流れた瞬間に舌が適切な位置にあって初めて、それに応じた然るべき音が出るからです。

「r」の音も「l」の音も、その前後の息の流れと共に、感覚に落とし込むことが大切です。

つまり、ネイティブが読み上げたこれらの音を含む文を深く聴くことによって、最初は違いが感じられなくても、次第にそれが浮き彫りになってきます。

それではここで、次の英文を4人のネイティブスピーカー(🇺🇸アメリカ人の男女、🇬🇧イギリス人の男女)に読み上げてもらいましょう。

The traffic light turned red, so we had to turn left instead of right.

【日本語訳】

信号が赤になったので、私たちは右ではなく左に曲がらなければならなかった。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

©ondoku3.com

She wore a red dress and stood under the bright light, looking both left and right.

【日本語訳】

彼女は赤いドレスを着て明るい照明の下に立ち、右も左も見ていた。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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The right side of the room was painted red, while the left side was illuminated by a soft light.

【日本語訳】

部屋の右側は赤く塗られ、左側は柔らかい光で照らされていた。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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He signaled right but accidentally turned left at the red light.

【日本語訳】

彼は右折の合図を出したが、赤信号で誤って左折してしまった。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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「s」と「th」

「s」と「th」についても、次の英文を4人のネイティブスピーカー(🇺🇸アメリカ人の男女、🇬🇧イギリス人の男女)に読み上げてもらいましょう。

I think I left the record sleeve by the sink after my bath, and now I have to catch the bus in three minutes.

【日本語訳】

風呂上がりにレコードスリーブを洗面台の脇に置き忘れたみたいで、あと3分でバスに乗らなきゃいけないんだ。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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She had to think quickly when she saw three ducks in the bath, but her sleeve was wet from reaching into the sink, and the bus would be arriving soon.

【日本語訳】

お風呂に3羽のアヒルがいるのを見て、彼女は急いで考えなければならなかったが、シンクに手を伸ばしたために袖が濡れてしまっており、バスはもうすぐ到着する予定だった。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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After a long bath, I think I accidentally splashed water on my sleeve while washing my hands in the sink, and now I have only three minutes to catch the bus.

【日本語訳】

長風呂の後、洗面台で手を洗っているときに誤って袖に水をかけてしまったようだ。そしてバスの時間まであと3分しかない。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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「b」と「v」

「b」と「v」についても、次の英文を4人のネイティブスピーカー(🇺🇸アメリカ人の男女、🇬🇧イギリス人の男女)に読み上げてもらいましょう。

I love reading my favorite book at the table; it’s the best way to relax after a very long day.

【日本語訳】

テーブルで好きな本を読むのが大好きなんだ。長い一日の疲れを癒す最高の方法だよ。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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Her voice was very soothing as she read the book aloud at the table, making it the best part of my day.

【日本語訳】

テーブルで本を音読する彼女の声はとても心地よく、私の一日の最高の楽しみとなった。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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He placed the book on the table and said, “I love this story; it’s the very best I’ve ever read.”

【日本語訳】

彼はその本をテーブルの上に置き、「この物語は大好きです。これまで読んだ中で一番いい物語です」と言いました。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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With a very calm voice, she shared her love for the book while sitting at the table, calling it the best one she’s ever read.

【日本語訳】

とても穏やかな声で、彼女はテーブルに座りながらこの本への愛情を語り、今まで読んだ中で最高の本だと言った。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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The book on the table was very special to him, and he loved hearing his grandmother’s voice as she read it, saying it was the best story ever.

【日本語訳】

テーブルの上に置かれた本は彼にとって特別なもので、それを読む祖母の声を聞くのが大好きだった。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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「a」:発音記号 [æ]、[ʌ]、[ə] で示される母音

The cat was curious about the cup on the table.

【日本語訳】

猫はテーブルの上のコップに興味を持った。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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She was worried about the cat drinking from her cup.

【日本語訳】

彼女は猫が自分のコップから飲むのを心配していた。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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She lost her hat, but she found it again later.

【日本語訳】

彼女は帽子をなくしたが、後でまた見つけた。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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He wore his favorite hat, but it got blown away again by the wind.

【日本語訳】

彼はお気に入りの帽子をかぶっていたが、また風に飛ばされてしまった。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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She used a map to find the event, but with a bit of luck, she managed to attend on time.

【日本語訳】

彼女は地図を頼りにそのイベントを探したが、運もあって何とか時間通りに参加することができた。

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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He needed a map to navigate the city, and with some luck, he could attend the meeting.

【日本語訳】

彼は市内を移動するために地図が必要だったが、運良く会議に出席できた

🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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敢えて日本語なまりを体験してみる

日本語と英語の音の型を脳裏に鮮明に焼きつけるために、敢えて日本語モードで読み上げた英文と、ネイティブスピーカーが読み上げた英文とを聴き比べてみるのも面白いかもしれません。

それでは、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの有名な小説『星の王子さま』から抜粋した英文をそれぞれ、🇯🇵日本人男性→🇺🇸アメリカ人男性→🇬🇧イギリス人男性、🇯🇵日本人女性→🇺🇸アメリカ人女性→🇬🇧イギリス人女性の順に読み上げてもらいましょう。

個々の単語の発音ではなく全体の息の流れに注意を払うことによって、パスバンド(優先周波数帯)が低周波側から高周波側に移行していくのが分かるようになります。

つまり、なまりというのは、パスバンドの切り替えができていない、あるいは中途半端に終わってしまっている状態であって、決して才能やセンスや能力がない状態ではないのです

最初は補助輪が付いていないと自転車に乗れなかった子供も、時間とともに補助輪なしの自転車に乗れるように、丁寧に練習を積み上げていけば、年齢や性別や才能に関係なく、誰でもネイティブの発音に近づくことができます。

Only the children know what they are looking for.

【日本語訳】

何を探しているかわかっているのは、子供たちだけだ。

🇯🇵 けいた(日本人男性)

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🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇯🇵 ななみ(日本人女性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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All grown-ups were once children… but only few of them remember it.

【日本語訳】

大人はみんな、かつては子供だった……でも、それを覚えている人はほんのわずかしかいない。

🇯🇵 けいた(日本人男性)

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🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇯🇵 ななみ(日本人女性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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But the eyes are blind.  One must look with the heart.

【日本語訳】

しかし、目は盲目なんだ。ものごとは心で見なければならないんだ。

🇯🇵 けいた(日本人男性)

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🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

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🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

©ondoku3.com

🇯🇵 ななみ(日本人女性)

©ondoku3.com

🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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It is much more difficult to judge oneself than to judge others. If you succeed in judging yourself rightly, then you are indeed a man of true wisdom.

【日本語訳】

自分を判断するのは、他人を判断するよりもはるかに難しいよ。もし自分を正しく判断することに成功すれば、まさに真の知恵の持ち主になれるだろう。

🇯🇵 けいた(日本人男性)

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🇺🇸 Jason(アメリカ人男性)

©ondoku3.com

🇬🇧 Brian(イギリス人男性)

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🇯🇵 ななみ(日本人女性)

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🇺🇸 Jenny(アメリカ人女性)

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🇬🇧 Mia(イギリス人女性)

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なぜネイティブに近い発音が大切なの?

「英語学習において、文法や語彙力は身についてきたけど、発音はあまり意識してこなかった……」 そんな人もいるかもしれません。

しかし、ネイティブに近い発音を身につけることは、英語学習において様々なメリットをもたらします。

コミュニケーションの誤解を防ぐ

発音が不正確だと、相手に自分の言いたいことが伝わらない、誤解を与えてしまう可能性があります。

例えば、「right」と「light」のように、カタカナ表記だと同じになってしまう単語を区別できないと、相手に混乱を与えてしまうことがあります。

ネイティブに近い発音を身につけることで、よりスムーズで正確なコミュニケーションが可能になります。

英語学習のモチベーション向上

自分の発音が上達していくと、英語学習のモチベーション向上に繋がります。

ネイティブに近い発音で話せるようになると、自信を持って英語を使えるようになり、さらに英語学習を頑張ろうという気持ちになれるはずです。

自信を持って英語を話せるようになる

発音に自信がないと、英語を話すことに対して消極的になってしまうことがあります。

反対に、ネイティブに近い発音を身につけることで、自信を持って英語を話せるようになります。

積極的に英語を使う場面を増やすことで、さらに発音を上達させることができるでしょう。

英語発音に関するよくある質問

最後に、英語発音に関するよくある質問に答えていきます。

ネイティブのような発音を身につけることは本当に可能ですか?

努力次第で、ネイティブに近い発音を身につけることは可能です。もちろん、完璧にネイティブと同じ発音になるには時間がかかるかもしれませんが、母国語の音の型と対比して区別する練習を継続することで、より自然で聴き取りやすい発音に近づけることができます。大切なのは、諦めずに練習を続けることです。毎日コツコツと発音練習に取り組むことで、必ず成果が現れます。

ネイティブの発音に近づくためには、どのような点に注意すれば良いですか?

以下の3つのポイントを意識することが大切です。

1. いきなり区別するのが苦手な音を区別しようとしたりせず、ネイティブの発話の声色と息づかいに耳を傾ける

2. ネイティブの音を聴く際にはヘッドホン(できれば高品質のもの)を使用するとともに、ストレッチなどで全身の筋肉を緩め、目を閉じてゆっくりと深呼吸をする

3. 口の形や舌の位置を決して意識せず、聴き取った音をメロディーに乗せて忠実に再現することを心がける

これらのポイントを意識しながら、発音練習に取り組んでみましょう。

まとめ:練習を積み重ねて、ネイティブに近い自然な発音を手に入れよう!

今回は、日本人がつまずきやすい英語発音のクセと、その克服方法について解説してきました。今回の記事が、少しでもお役に立てば幸いです。

正しい方法で練習を継続すれば、必ず成果は現れます。

体感語学の中村屋』では、成果が現れるまでの時間を少しでも短縮するためにさまざまな工夫を凝らしたネイティブスピーカーによる大量の音声ファイルをご用意しております。

興味のある方はぜひお問い合わせください。

ABOUT US
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Takuo Nakamura
著者紹介:中村卓雄(なかむらたくお)
語学講師・翻訳家・ライター
京都大学で言語学を学び、トヨタ自動車の外国特許出願明細書の英訳をはじめとして多くの言語の翻訳に従事
「体感語学の中村屋」を主催、ネイティブ発音の音声をベースにした独自のメソッドを展開
オンラインレッスン受付中(初回カウンセリング無料)
HLI英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語・オランダ語コース修了
愛知県江南市在住