中国語のお勧めの勉強の仕方や、独学で習得はできるのかなどについてご紹介します。
「中国語を勉強してみたい」「中国語を学び始めたけれども、やり方が合っていない気がする」などといった人は、ぜひ参考にしてください。
ちなみに僕は2020年1月に中国語の勉強に着手しました。
目次
中国語を勉強する方法
「中国語を勉強したい!」という人は、まず何から始めればいいのでしょうか。
ここからは、中国語を勉強するための方法を3つ紹介していきます。
1.参考書を使って勉強する
まず王道なのが、初心者向けの参考書を買って勉強していく方法です。
中国語に限ったことではありませんが、発音をマスターすることが重要です。
たとえ文法や語彙を覚えても、正確に発音できなければ、中国人に伝わりません。
まずは日常生活の中で中国語の音声を聴く習慣を確立しましょう。頭を空っぽにして中国語の音の大まかな流れ(抑揚や強弱、間の取り方)が身体に同化するまで聴き込みましょう。
「体感語学の中村屋」では、どのような音源をどのような順番で、どのタイミングで聴けば効果的かということを詳細にお伝えしています。
ピンインと呼ばれる中国語の発音表記法を覚えるのは、中国語の音声に相当慣れ親しんだ後で構いません。
次の段階で欠かせないのが、発音を口で覚える復唱です。この復唱にはコツがあり、「体感語学の中村屋」では、その具体的なやり方を丁寧にお伝えしています。
なお、CDなどの音源と同時に発音する「シャドーイング」は推奨しません。なぜならお手本である中国人の声と学習者の声が重なってしまい、学習者が自分自身の声をモニターしにくくなるからです。
我々は発話という行動をとる際に、意識しているいないに関わらず、自分自身の声を耳で聞いて発声を微調整しています。
「シャドーイング」より、再生・一時停止ボタンを利用した「リッスン&リピート」を強くお勧めます。
中国語の音を正しく再現できるようになり、ピンインや声調(中国語の音の高低)も覚えれば、文法や語彙の学習がスムーズに進むでしょう。
中国語の声調である四声について知りたい方は、中国語の四声とは?四声の効果的な覚え方の記事を確認してみてください。
2.学習用アプリを活用する
中国語入門や、初心者向けの学習用アプリも最近は開発されています。
通学・通勤時間などのちょっとしたすきま時間に勉強できるのがスマートフォンアプリの良さと言えるでしょう。
参考書での学習を通じて中国語の基礎が身についてきたら、アプリを使って語彙を増やすのも有効です。
「体感語学の中村屋」では、各学習者の適性に合わせて最も有効と思われる中国語の学習教材を紹介します。
3.マンツーマンレッスンを受ける
中国語は漢字が使用されているため、一見日本人にはなじみやすい言語に見えますが、漢字も簡体字と呼ばれるもので少し違ったりしますし、発音に対する先入観が学習意欲にブレーキをかけてしまう場合などもあるでしょう。
そのような人は、マンツーマンレッスンを受けるのも一つの手です。
学習者と講師の相性という問題はあるにせよ、周囲の目を気にせず質問できるため、理解も深まりやすいと思われます。
「中国語の耳」と「中国語の口」が出来れば、実際の場面で中国語を使ってみたいという欲求が生まれるかもしれません。
独学でも習得できる?
中国語は決して独学で習得できないわけではありません。独学で勉強を続けるか、レッスンを受講するかは、各自が判断すればよいことですが、やり方を間違えると、せっかくの学習が徒労に終わってしまう可能性もあります。
文法や語彙は、比較的日本語に近いため、英語より易しいとか、中国語の最大の難関は発音・リスニングにあるといった様々な先入観が、中国語に対するイメージを歪めてしまっているのかもしれません。
そのような場合は「子供の視点で、中国語というものを見直してやる」ことをお勧めします。
そもそもこの地球上に自然発生した言語の中に、本質的に「難しい」言語というものはありません。
そういう意味で、学習に行き詰まっている人には「大胆な発想の転換」が必要かもしれません。「体感語学の中村屋」では、このような点に関して多くの示唆を与えることができると自負しています。
初心者はまずここから始めよう
中国語をこれから始める人は、まず頭を空っぽにして中国語の音声を大量に聴きましょう。
文字の読み方(ピンイン・声調)を学ぶのはその後で大丈夫です。
中国語の発音とリスニングについて!
中国語の勉強方法をお伝えしました。
中国語の勉強をする上で、発音とリスニングが最大の難関と言われていますが、中国語の音韻体系を母国語(日本語)の音韻体系に置き換えて捉えようとするから、このような考え方が生まれます。
発音や聞き取りの重要性は何も中国語に限ったことではなく、全ての外国語の学習において共通です。
聴覚音声心理学の世界的権威であり、12カ国語を話すことができた故アルフレッド・トマティス氏の言を借りれば、「中国語を正しく耳にする」プロセスを焦らずに丁寧に進めていけば、中国語学習は自ずと成功するのです。
「体感語学の中村屋」では、中国語の発音やリスニングで悩んでいる方々に対して、突破口を開くことができます。